A:リウマチ科とは、関節や骨、筋肉の腫れや痛み、こわばりを伴う自己免疫疾患(=リウマチ他)の診察・治療を行う診療科です。
本来は外から侵入してくる細菌やウイルス、腫瘍といった自己と異なる異物を認識し排除する役割を持つ免疫系が、逆に自分自身の正常な細胞や組織に対しても過敏に反応し、攻撃を加えることにより出現するのが自己免疫疾患の症状です。
手指、関節の痛みや腫れ、こわばり、変形などが見られる方は、関節リウマチの可能性がありますので、早めの受診をお勧めします。
A:いまだに原因に定説はありません。ウイルスや遺伝子が関係しているという説や、怪我などの外傷やストレス、出産などがきっかけになることもあります。
A:リウマチ反応は免疫反応のひとつで、関節リウマチでない方にもみられることがあります。
現在、関節痛などの症状が全くなければ治療の必要性は乏しいですが、症状がありましたら、まずはご相談にお越し頂くことをお勧め致します。
A:「血圧が高い」と言われても、自覚症状もないためになかなか受診されない患者様は実は多くおられます。
液体である血液を体のすみずみに送るためのポンプが心臓であり、送るためのホースが動脈です。ホースの中でどのくらいの水圧がかかっているかを表したのが、いわゆる「血圧」です。
血圧が高いということは、肥満などにより1回の心拍動で送り出さなければならない血液量が増えてしまっていたり、動脈が硬くなったり詰まり気味になってしまっているということを意味しているのです。
また、血液自体がドロドロになってしまうような高脂血症や糖尿病でも高血圧は起こりやすくなります。
高い圧を出さなければならないポンプ(心臓)は当然早く痛んでしまいます。
また心不全の原因になり、高い圧を受けた血管も早く傷みます。
傷んだホース(動脈)に高い圧が加われば、亀裂が入って血が漏れてしまいます。
その亀裂が脳で起これば脳出血(脳卒中)となるのです。
以上のことからも高血圧は放置しておかずに、早めに専門医の受診を受けられることをお勧めします。
A:両親からの遺伝でインスリンがもともと出にくい体質をもつ先天的条件と、運動不足やカロリー・脂肪の過剰な摂取などの生活習慣の結果インスリンの働きが悪くなる後天的条件が組み合わさって発症します。